2009年10月8日木曜日

思考ファイル その1

 今後卒論の合間に卒計の扱う問題点について思考していきたいと思います。
 思考の出発点として大量消費型東京中心社会について考えていきたい。
 この大量消費型東京中心社会が日本全土に行き渡っている現代。しかし人口、経済、都市ね縮小傾向にある社会変化のなかでさまざまな問題が発生している今、変革が必要であるというのが都心と郊外を考える上で行き着いた考えである。
 しかしちょっと立ち返ってみて、大量消費型東京中心指向について改めて考え直す。大量消費社会、アメリカ型資本主義社会に繋がるがそれと東京中心型社会は直結するだろうか。東京が文化、経済、情報の中心であってそれらを地方が享受するという関係性。これが概念だが、その概念を揺るがす事実がある。日本において物を最も消費している地域はどこか。この問いに対して多くの人が東京と答えるだろう。しかし消費量をみると富山市が1番である。それはここ十年くらいで起こった現象で次いで福島市、浦和市が上げられる。
 何故そうなったというのはここでは触れないが、つまりいまの市場は東京ではなく地方なのだ。ショッピングセンターは東京で売れたものを地方にも売り出すわけではなく、地方で売れるものを売り出しているのである。
 東京中心社会というのは今は昔的概念なのか。これは少し違う。経済はそうかもしれないが、思考においては依然として東京中心だ。地方が求めているのは東京的都心性を得ること。しかしそれは本当に都心で流行っているかは重要ではない。地方の消費者が思い描く東京型都心性にあてはまればよいのだ。
 問題の本質は人々の頭にあり続ける東京型ライフスタイルがすばらしいという通俗的認識ではないだろうか。それは戦前期から推し進められて来た社会政策の失敗なのかもしれない。続く。

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