2009年9月11日金曜日

老いる東京

地方郊外には問題点はたくさんあるけど東京はどこに問題があるだろう。前回のMTGではそんな話がでてきた。
確かに縮小社会は地方から加速し、地方から衰退していくだろうというのが通説だ。では東京はどうなるのか?少なからず影響はあるだろうが、東京には人が集まり続けるだろうし、深刻なものではないと捉えていた。

人口減少は確かに現在では東京では発生していない。それはいくつかの要因によって今後東京で起こりうるであろう問題を見えにくくしている。

縮小社会の背景には出生率が低下し人口減少をもたらすことにあるが、一方で高齢化は深刻である。
最も人口の多い世代、団塊の世代が70歳を超える、2020年以降には現在の2倍近く高齢者が増える。今後の高齢化による打撃を最もうけるのはまさに東京である。高度経済成長期の際、地方の働き手、つまり団塊の世代の多くが東京に移住したからである。

しかし一方で東京の出生者数は全国で下から4番目という驚くべきデータがある。地方であれば若者が東京に流出して、若者が少ないから出生者数が減っているという推測ができる。しかし東京では若者の集中化が起きている。その背景としては①前述した東京に移住してきた団塊の世代の子供の当たる世代が出産適齢期になっているから ②地方に残った団塊の世代の子供の世代もバブル期後に進学、就職したから。がある。なのに出生者数が少ないのはなぜか。若者が子供を生まないからだ。
つまり東京は地方から若者をかき集めておきながら、次世代の生産に失敗しているということになる。
出生率低下の原因として女性の社会進出があげられるが、それは正確ではない。というのも首都圏より地方の方が共働きの比率が高く、出生者数が多いのだ。東京に若者を送り込めば送り込むほど、出生者数は低下する。

この東京が直面する2つの問題①急激な高齢者の増加 ②出生者減少による若者の減少。
は東京の人口の変化をみると相殺され表面化されない。東京の人口は安定しているように見えるのである。
こんな恐ろしいことが東京に起こっているのだ。次回にその資料を持っていきます。

2 件のコメント:

  1. よっすぃです。
    東京の資料是非持ってきてきてよ♪
    ショック受けそうやな笑
    でもそれに対する俺からのコメントを。


    確かに東京で起きていることは年々深刻化している。
    だけど、俺は①も②も実は戦後の高度経済成長期後からそれは確実にやってくる問題化のように発展していったことのように思う。
    昔は少子化なんて考えもしなかっただろうし、今も昔も東京に対する魅力は変わらないのではないか。そんな気がするんよ。

    それが目に見えてきた変化、それも危険なものとして将来の視野に入ってきたからみんな騒いでいるのが今の日本だと思う。
     あと、ちょっとふと思ったことなんだけど、
    都市の少子化なんてこれから中国やアメリカでいつかは確実におきてくる問題であって、日本が先に起きてしまった問題なんじゃないかかな?

    ここでそれを大きく解決できうるような対策を提示できれば良いけど、それだとどうしても大きなスケールになってしまう。
    建築ってそんな大きな話で持っていくものばかりじゃないのは今まで話してきたよね。
    個人あっての建築。人一人のレベルにまで考えられる作品に持って行くことが目標としていきたいべさ。

    一部でも人が共感できるもの。それを地方、都市の各々に潜む問題提起できて、示せればいい。これも南下前話したような気がする・・・

    例えばそれに対する一例として、これからの社会、ライフスタイルを暗示させるようなものとかを都心に作るのはどうよ?

    返信削除
  2. ん?途中の話がこじれ気味になってる。汗)
    「日本に先に来てしまった問題を解決する手法を提示するのは重要なことだし、やらねばならないこと。だけど、それを建築だけで解決できるようなものでは、ないんじゃないか?」
    ってのを「ここでそれを大きく解決~」と入れ替えといてくれっちょ

    返信削除